歴史ある地、八森。その名の由来は、八つの山々からと伝えられます。また、海から訪れた者たちが「椿の里」と呼んだ、美しい里でもありました。
世界自然遺産・白神山地の清らかな水が豊かな生命を育み、海の道と里の道・八森海道が人々の暮らしを支えてきました。
室町時代から鉱山が栄え、明治時代には日本一の生産量を誇ったといわれています。
江戸時代の面影を残す手這坂集落、約400年間続く本館たいまつ祭り、白瀑神社みこしの瀑あびなど、この地に住む人々のさまざまな営みを残しています。
冬を告げる雷がとどろく頃に獲れ始めるハタハタは、雷神の古名とされる「はたたかみ」から、その名が付いたとか。郷土の味にも、人々の営みが映し出され、今もたしかに息づいているのです。
あきた白神温泉ホテル
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